top of page

story

「 fine × tuning という仕事」

建売の新築住宅を、「fine tuningしてほしい」という依頼。お施主さんが、これからの10年先20年先を見越して、新居と生活の在り方とに向かい合うお手伝い。

より住みやすく、そして愛着の持てる家となるように...時間の積み重ねを、変化にあわせた生活のイメージに展開できるような仕掛けを挿入することにしました。

 

家族三人の其々の場所が、リビングを中心に展開し織り重ねられるよう、家族のコミュニケーションに介在できるカウンターを。玄関とキッチンに長く使い込んでいける家具を設えました。

そして、この仕掛けが挿入されることで、新居が、此処でしかない記憶に残る「生活の器」となることを願って。

 

カウンターは、左側を将来的にお子様のスペースとして、まんなかは旦那様の趣味のオーディオスペース、右側は奥様のワークスペースとして、緩やかに家族が繋がるカウンターとし、将来的に、生まれてきたお子様の成長に併せて変化させられるように、余白を残してシンプルに纏めました。

家具は、シナ材を用いたクリア塗装。決められた収納物を適材適所に収めながら、全体の構成もコンポジションが良くなるように調整。

 

こと建築の設計者は「調整役である」と云われることもあるのですが、単なる調整ではない次元での在り方を、「fine tuning」というテーマで実施設計出来たことは、とても幸運な事だと思っています。

bottom of page